脛骨高原骨折ってなに?、手術?。3ヶ月の入院!! [骨折]
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ちょっと図書館に行ってみたりして改めて今回の脛骨高原骨折について調べてみました。
まず、基礎知識ですが、 こどもの病気と整形外科さんのサイトに出ていた画像にリンクします。足は足の骨と下腿骨・大腿骨からなりたっていて、下腿骨は太くて体重を支える脛骨と、その脇に添え木のように存在する腓骨があるそうです。今回折れたのはこの太い方の脛骨です。
膝関節はこの脛骨の上端部(つまり高原になるわけです)と大たい骨の下端部に挟まれた場所です。
今回折れたのは脛骨の上端部。つまり脛骨高原骨折というわけだそうです。
脛骨と腓骨はわかりにくいので、腓骨高原骨折と言ってしまいそうになりますが、これは間違いです。ちなみに頸骨・頚骨は首の骨です(通常は頸椎といわれる)。よって頸骨高原骨折や頚骨高原骨折は誤りで、Yahooの検索でも指摘されます^^
さて、どうして折れたのかというと、膝の関節が過伸展(つまり立ったときの膝の形からさらに、普通なら曲がらない方向に伸ばされた)を受けた為に、大腿骨が下にある脛骨の上端を押し下げた為におきたそうです。通常、膝は伸ばされないわけですが、伸びないようにしているのは、靭帯で後ろから引っ張って、大腿骨と脛骨が前でぶつかってロックされるわけなんですが、膝が過伸展されると、靭帯が切れるか脛骨が折れるかとなるのだそうです。側副靭帯や十字靭帯も損傷を受けていることが多く、話によると私の前十字靭帯も切れかけているそうです。
先生がついでのように付け加えていましたが、”決して骨が普通よりも弱いからじゃないよ”とのこと。でも、”通常は”靱帯が切れることが多いんだよねぇともコメントされていましたが・・。
関節の解剖は、船橋整形外科のサイト。 実際の骨折のXP写真はallaboutのサイトが参考になりましたのでリンクを張っておきます。
脛骨高原骨折にはいろいろなパターンがあって、腓骨の上端も折れるもの、脛骨が押しつぶされるだけのもの、脛骨が欠けているもの。など。私の場合は脛骨が押しつぶされて欠けたらしいです。
で、
押しつぶされる量がある限界を超えると、そのままにしておくと後年、障害がひどくなるので手術適応となるとのこと。私は十分にその限界を超えてしまったので、文句なし手術適応だったそうです。
ここで問題が。骨の手術の場合、骨が融合し始めると難易度が増すので1週間以内の手術が勧められるそうだそうです。手術枠はどこの病院も一週間前には定期手術で埋まっているご時勢。臨時手術を主治医が頼んでくれるのを待つのみ。幸いに近くの枠を空けてもらうことができ、臨時手術となりました。手術日は怪我をした日から3日後でした。
そして、輪をかけてショックな一言。「入院期間の目安は3ヶ月と思って。」
ちなみに頻度も調べてみました。当時、ネットでスキー・骨折・頻度で検索すると第一に出てくるのは「下腿骨骨幹部骨折の発生頻度と整復法」でした。
志賀竜王スキー場で昭和61から平成17年までスキーおよびスノーボードにより受傷した4951例の分析です。下腿骨骨折は457例で、全体の9.2%。骨幹部骨折は51.9%、果部骨折は48.1%
ス ノーボード導入後と導入前での頻度を比べている論文でしたが、下腿骨骨折は約一割の患者さんに発生。スノーボード導入後は頻度が下がった(約6.5%)そ うなので、スキーのほうが発生頻度が高い(16%)ということ。その中で骨の端と中心近くで比較すると半々だそうです。私は8%の頻度の中に入ったんです ね。
頻度が高いスキー骨折としては、ねじった場合に骨の真ん中あたりが螺旋状に骨折する場合があり、多くは手術をしないで治療するそうです。
ところでこの 脛骨高原骨折、本によると”外傷直後から起立や膝関節運動が不能となる。局所の圧痛・腫脹・皮下出血が見られ、、、”らしいですが、自分は、スキーを履いて降りてくることはできました。でも、スキーを外したら歩けなくなっていましたが・・。
治療は、青年・壮年者で1cm以上の陥没があれば手術をすると書いてありましたが、私は2cm近く陥没していたので駄目ですね。将来、変形性関節症になりやすいそうなので、手術はしたのですが、先は寂しい限りです。
気休めかもしれませんが、自分でできることとしてサプリメントなんて飲んでいました。基本的に変形性関節症をターゲットにしている商品なので薬局で買うにはちょっと勇気が・・。試してみるには15日分程度がよいのでしょうが、続けて使わないと意味がない品のようなので、暇な入院中に何となく飲んでいました。少しでも関節の軟骨が再生されるようにという淡い期待を込めて。
ランキングを見ると、通販では3種類配合のこの品が上位のようですね。どうしてもコラーゲンと配合した"お肌のための”サプリメントと一緒になって検索されてしまうので注意です。配合比も微妙に違います。
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