年間走行距離が多い場合(無制限)におすすめのネット自動車保険は? 距離区分 ダイレクト お得 比較 SBI損保もとうとう距離制に移行し実質値上。 [10年乗る新車選び]
前回記事「故障時にも使えるレンタカー費用特約。付帯できる保険会社は?」では、ニュービートルの保険へ故障時のレンタカー特約を付けられるかどうかを比較しました。
(2021年度版も参照ください;https://grayhealer.blog.ss-blog.jp/2021-10-23)
9月は自車の保険更新時期です。安さと保険内容などからSBI損保で長年契約してきたのですが、今年から
「走行距離が多い場合は値上げになる」わけですね。
私は年間15000kmをまず超えるので、かなり高くなるはず。
実際、前年同条件(補償は基本無制限・車両保険(免0))で比較してみると
[5000km未満 36770円] 、[5000~10000 38370円] 、[10000~15000 40580円] 、 [15000超 45060円]
となり、前年は、38890円でしたから、等級が変わりなく、経年劣化で車両保険が20万下がったことを考えれば、1万km未満の値段でさえ割高。
久しぶりに、保険会社の変更検討が必要な様子。
走行距離無制限でお得(おすすめ)の保険会社を探してみました。
走行距離区分15000km以上とすると、見積もりをもらえる保険会社自体少なくなってきます(詳細は下記)。
さらに、ネット検索していくと、まとめサイトがいくつかありました。
これらの記事はもう古くて、今回、2017年よりSBI損保変更。三井ダイレクトは2015年から距離区分導入になっています。
参考URL
三井ダイレクト損保の「総合自動車保険」を徹底分析
保険会社 | 距離区分 | 最短走行距離 |
最長走行距離
|
SBI損保 | 4区分 |
15,000超
|
|
チューリッヒ | 4区分 | 3,000以下 | 15,000超 |
アクサダイレクト | 3区分 | 5,000未満 | 10,000超 |
三井ダイレクト | 4区分 | 5,000未満 | 15,000超 |
セコム損保 | なし | ||
イーデザイン損保 | 4区分 | 3,000以下 | 10,000超 |
セゾン(おとなの自動車保険) | 4区分 | 5,000以下 | 15,000超 |
ソニー損保 | 7区分 | 3,000以下 | 16,000以下・無制限 |
そんぽ24 | 5区分 | 4,000未満 | 16,000超 |
結果から言うと、距離区分が導入されていないのはセコム損保のみ。格安ダイレクト系ではSBI損保が、ほぼ最後発だったことがわかります。
三井ダイレクトにて、SBI損保とほぼ同条件で見積もってみます。
20,000km以上にて、51,640円
(過去??走行距離の記入義務あり。過去記事とは違う距離区分?、HPにも走行距離の記載見つけられず)
3,000km未満とすれば、42500円
セコム損保にて見積。ここは走行距離の入力必要なし。
43,850円
もともと、セコムが駆けつけてくれるというサービスで売り出しているセコム損保。その分、割高だったはずですが、走行距離区分の導入がされていないことから、長距離という条件では他の格安系ダイレクト自動車保険と大差ない結果に。
ほかの安いダイレクト自動車保険ではどうなんだろう?、最長走行距離が短い保険会社ならまだ差がないかも?(イーデザインやアクサなどは1万km超)、と疑問を持ち年間走行予定距離を15,000km以上として見積もりました。
見積もりが出た保険会社では、()内の金額になり、一見安いかと思いますが、実際に充実保証(ほぼ無制限での補償と車両保険金額のすり合わせ・免ゼロ特約などあわせてみる)にしてみると、変わってくることは経験済み。
各保険会社のサイトに行って、確認しなおしていきます。
保険会社 |
最長走行距離
|
保険料
|
SBI損保 |
15,000超
|
45,060
|
チューリッヒ | 15,000超 | 53,330(37,750) |
アクサダイレクト | 10,000超 | 44,000(37,280) |
三井ダイレクト | 10,000超 | 51,640 |
セコム損保 | なし | 43,850 |
イーデザイン損保 | 10,000超 | 56,980 |
セゾン(おとなの自動車保険) | 15,000超 | 58,070 |
ソニー損保 | 無制限 | (52,260) |
そんぽ24 | 16,000超 |
イーデザインは、高くなりましたが、最長の走行距離区分が1万km超のアクサは1.5km超のチューリッヒより安くなっている印象。
SBI損保・アクサダイレクト・セコム損保の3つがほぼ横並び4.5万程。
さて補償内容の確認です。
アクサダイレクト
対人・対物・人身傷害無制限、搭乗者傷害2000万、車両5(車対車免0)-10
- 全損時諸費用保険金特約(なし)
- 弁護士費用等補償特約
- 自宅・車庫等修理費用補償特約(なし)
- 対物差額修理費用補償特約
- レンタカー費用補償特約(なし)
- 地震等車両全損特約(50万)
- 車内外身の回り品補償特約(10万円)
SBI損保
対人・対物・人身傷害無制限、搭乗者傷害2000万、車両5(車対車免0)-10万
- 全損時諸費用保険金特約(車両保険の1%を20万まで)
- 弁護士費用等補償特約
- 自宅・車庫等修理費用補償特約
- 対物差額修理費用補償特約
- 車両損害に関するレンタカー費用補償特約(車両損害時のレンタカー費用:支払限度日額5,000円)
- 地震等車両全損特約(なし)
- 車内外身の回り品補償特約(30万円)
対人・対物・人身傷害無制限、搭乗者傷害2000万、車両0-10万
- 全損時諸費用保険金特約(車両保険の1%を20万まで)
- 弁護士費用等補償特約
- 自宅・車庫等修理費用補償特約(なし)
- 対物差額修理費用補償特約
- 車両損害に関するレンタカー費用補償特約(車両損害時のレンタカー費用:支払限度日額5,000円)
- 地震等車両全損特約(なし)
- 車内外身の回り品補償特約(30万円)
アクサダイレクトには地震等車両全損特約が付帯しています。これを外すと保険金額は40000円。最安値にはなりますが、レンタカー費用補償特約は付帯していません。SBIは自宅・車庫等修理費用補償特約が付帯できますが、セコム損保の利点であるにしている”セコムが駆けつけてくれる”・車両保険が0-10という点や、距離区分がないという基本的な部分を考え、今回はセコム損保での契約としました。
102450円(アクサ)
136200円(セコム)
125600円(SBI)
なんという保険料の上昇・・・・。
裏技使うしかないかも・・・
(最短走行距離で契約して、事故をしたら、申請して差額を払って保険を払ってもらうという方法があるらしいんですよね・・)
タグ:自動車保険
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