2021年度版:年間走行距離が多い場合(無制限)におすすめのネット自動車保険は? 距離区分 ダイレクト お得 比較 [10年乗る新車選び]
車両保険上限 | 75万 | 設定可能上限 | (上限額) | ||
レンタカー特約(5000円) | なし | あり | なし | あり | |
SBI | 41310 | 45050 | 46130 | ~95万 | |
アクサ | 41600 | × | 43320 | ~110万 | |
チューリッヒネット専用 | 46,930 | × | 47300 | ~80万 | |
おとなの自動車保険 | 47920 | 53620 | ~95万 | ||
三井ダイレクト | 49030 | 49980 | 49980 | ~75万 | |
楽天損保(ポイント引後) | 53421 | 60786 | 63172 | ~110万 | |
イーデザイン損保 | 55,550 | 60920 | 62950 | ~95万 | |
ソニー損保 | 58,840 | 64950 | 65800 | ~85万 |
スタッドレス(冬タイヤ)夏タイヤの交換工賃が安いのは?会員価格も含めて検討。オートバックスがタイヤ交換の工賃を値上げして再検討。 [10年乗る新車選び]
年間走行距離が多い場合(無制限)におすすめのネット自動車保険は? 距離区分 ダイレクト お得 比較 SBI損保もとうとう距離制に移行し実質値上。 [10年乗る新車選び]
保険会社 | 距離区分 | 最短走行距離 |
最長走行距離
|
SBI損保 | 4区分 |
15,000超
|
|
チューリッヒ | 4区分 | 3,000以下 | 15,000超 |
アクサダイレクト | 3区分 | 5,000未満 | 10,000超 |
三井ダイレクト | 4区分 | 5,000未満 | 15,000超 |
セコム損保 | なし | ||
イーデザイン損保 | 4区分 | 3,000以下 | 10,000超 |
セゾン(おとなの自動車保険) | 4区分 | 5,000以下 | 15,000超 |
ソニー損保 | 7区分 | 3,000以下 | 16,000以下・無制限 |
そんぽ24 | 5区分 | 4,000未満 | 16,000超 |
保険会社 |
最長走行距離
|
保険料
|
SBI損保 |
15,000超
|
45,060
|
チューリッヒ | 15,000超 | 53,330(37,750) |
アクサダイレクト | 10,000超 | 44,000(37,280) |
三井ダイレクト | 10,000超 | 51,640 |
セコム損保 | なし | 43,850 |
イーデザイン損保 | 10,000超 | 56,980 |
セゾン(おとなの自動車保険) | 15,000超 | 58,070 |
ソニー損保 | 無制限 | (52,260) |
そんぽ24 | 16,000超 |
- 全損時諸費用保険金特約(なし)
- 弁護士費用等補償特約
- 自宅・車庫等修理費用補償特約(なし)
- 対物差額修理費用補償特約
- レンタカー費用補償特約(なし)
- 地震等車両全損特約(50万)
- 車内外身の回り品補償特約(10万円)
- 全損時諸費用保険金特約(車両保険の1%を20万まで)
- 弁護士費用等補償特約
- 自宅・車庫等修理費用補償特約
- 対物差額修理費用補償特約
- 車両損害に関するレンタカー費用補償特約(車両損害時のレンタカー費用:支払限度日額5,000円)
- 地震等車両全損特約(なし)
- 車内外身の回り品補償特約(30万円)
- 全損時諸費用保険金特約(車両保険の1%を20万まで)
- 弁護士費用等補償特約
- 自宅・車庫等修理費用補償特約(なし)
- 対物差額修理費用補償特約
- 車両損害に関するレンタカー費用補償特約(車両損害時のレンタカー費用:支払限度日額5,000円)
- 地震等車両全損特約(なし)
- 車内外身の回り品補償特約(30万円)
スバルレガシィの2012年5月年次改良(マイナーチェンジ)に試乗 [10年乗る新車選び]
待ちきれずに、早速試乗に行ってきました。
フロントグリルの感じはだいぶ変わった印象だったのが第一に意外に思ったところでしょうか。前モデルよりも精悍な顔つきになったというか、自分としてはクラウンやフーガみたいになっていたレガシィが本来の顔つきに戻ってきたという感じです。
アウトバックについてはどうでしょうか、自分は前回のバランスの方が好きではあります。好印象だった、前回のアウトバックのリミテッドバージョンのようにモールがカラーになったSパッケージもあるのですが、モール部分が少なくなった分むしろ目立つような印象です。
さて、試乗です。これはあくまで個人的な感覚なので、概ねは、好印象であり大きな違いを前モデルと比べていうのは難しいんですが、大きく気になった点が一つ”エンジン音”です。前モデルよりも”うるさくなった”という印象。これはフォレスターの時にも感じたのですがFB型の特徴なんでしょうか、特に吹き上がったときのエンジン音の車室への侵入は、耐え難いほど。前モデルが、高級セダンレベルと感じていただけに”ふつう”に戻っちゃったという感じです。もちろん、音止めはされているんだと思いますが、エンジンがかかっているかを確認したくなるような上級セダン(フーガやパサートなど)と比べてしまうと、明らかです。そういう意味ではアイドリングストップはうれしい。静かになりますから。
ただ、エンジン音という観点でみるとDITのFA型は”官能的”というかんじ。思わず踏み込んで”楽しみ”たくなってしまうのは自分だけでしょうか。アイドリング中のほうがエンジン音が気になってしまう感じです。そういう意味でもアイドリングストップを装備してほしかったなぁ・・。
足回りは、吸い付くように走る感じのツーリングワゴンと、ゆったりとした乗り味のアウトバックという感じで、来れも変わらず。観光地のスカイラインをゆったりと飛ばしたら楽しいだろうなというアウトバック。高速をすっきり駆け抜けたいという感じのツーリングワゴンという印象です。
さて、本格的に検討という所です。
アイサイトなど自動停止機能を持ったエマージェンシーブレーキの今後は?、パサートへの採用はどうなるのか? [10年乗る新車選び]
さて、前回記事「スバルレガシィの2012年型5月年次改良(マイナーチェンジ)はマイナーではない。とうとう新型エンジンFB25搭載!」に書いたように、現時点で自身の候補第一に躍り出たレガシィの試乗待ちの日々ですが、整理を兼ねて今後の”アイサイトなど自動停止機能を持ったエマージェンシーブレーキ”関連のresponse記事を振り返ってみます。
まず、車としての完成度から第二候補となっているVWパサートですが、欧州仕様では搭載されていたシティエマージェンシーブレーキが不採用になった理由は、ディーラーに何度足を運んでも話してくれません。過去記事「VWは安全よりも経済性を優先したのか?、VW新型パサートの安全性に疑問。」。実用化されているのであれば、次のモデル2013年型では?と考え、最近も行ってみたのですが、どの今年度モデルにも搭載の噂はないと言われました。アイサイトがこれだけ話題になっているのに謎です。せめて目安だけでもわかれば待つ気力もわいてくるというもの。
さて、そんななかでこの記事が目に留まりました。
TRW、EV・ハイブリッド向け次世代ブレーキシステムの開発を推進
”今回公開されたブレーキシステムは、ブレーキ負圧に依存しないシステムで、設計の簡素化と機能強化を実現すると共に、すべての回生協調ブレーキシステムに対応することを可能としている。”
TRWとは、メルセデス・ベンツ、現代自動車、ジャガー、アウディなどの上級モデルを中心に搭載されているブレーキシステムらしいのですが、この記事からは現時点では”回生協調ブレーキシステム”には対応していないと読み取れます。パサートもTRWのシステムを採用しているとすれば、Bluemotionでは、シティエマージェンシーブレーキが使えないので、日本採用を見送ったと考えられるのではないでしょうか。そうであればBluemotionではないパサートCCのみに採用されていることも納得できます。この記事は2011年10月4日ですが、開発中とのことで実用化の目安などが記入されていません。パサートにエマージェンシーブレーキが採用されるのを待っていてもしばらくは徒労に終わるのかもしれないと考えてしまいます。
ちなみにボルボもスバル(2012年型レガシィでも)も現時点では回生協調ブレーキシステムは採用していません。単に技術力の問題かと思っていたのですが、こういう意味もあるのかもしれません。
もう一つ、気になる記事は、これです。
メルセデスベンツ レーダーセーフティパッケージ…スバル、ボルボに遅れた理由
メルセデスベンツEクラスのレーダーセーフティパッケージは、二種類のミリ波レーダーで対応し、前方の障害物に対して緊急制動も行ってくれるだけではなく、斜め後ろの後続車に気が付かずに車線変更をしようとしても反対側の車輪にブレーキをかけて車線変更を行わせなくするという秀逸の機能(アクティブブラインドスポットアシスト)。車線を逸脱しようとするときにも同様のブレーキがかかる(アクティブレーンキーピングアシスト)というレガシィアイサイトやボルボヒューマンセーフティ(ボルボにはBLIS(ブラインドスポットインフォメーションシステム)という警告機能はついています)では対応しない機能を持っっています(ただし、人に対して反応してくれるかどうかは未確認)。ちなみにこれまで話題にしなかったのは個人的な好みと一番はやはり値段です。
これが2011年12月にやっと採用されたのは”24GHzは最近まで、我が国では自動車用としての使用が認められていませんでした。それが昨年4月の法改正で認可され、国土交通省の認証を経て、投入に至ったのです”という理由からとのこと。このあたりにもパサートの非採用のポイントがあるのかもしれないと思いました。
ところで、このベンツのシステムにしてもパサートのシステムにしても歩行者への対応についての記載はありません。この記事が気になりました。
40m先の歩行者を検知する自動ブレーキ TRW、2014年生産開始
”前方歩行者検知システムは、スケーラブル・ビデオカメラと24GHzレーダーセンサーからの情報を統合して機能する。カメラが前方の歩行者を検出し、レーダーが確認すると高度なリスクアセスメント・アルゴリズムによって衝突の可能性を判断する。”
これを見ると、TRWのレーダーを中心としたシステムは歩行者には反応しないのではという不安がでてはきます。ただし、2014年まで待てば、対応可能かとも考えられます。アイサイトとヒューマンセーフティーの合いの子みたいなシステムですね。
ところで、トヨタや日産はどうしているのでしょうか、スバルに追随しないのでしょうか?
まず日産です。
この記事は2011年10月19日のもの。アイサイトに追随する機能。”車載カメラがクルマの前後方に障害物があるか、(中略)認識し、(中略)自動ブレーキを作動させてクルマが接触するのを防ぐ。このシステムは2年以内の実用化を目指している。(中略)価格は3万円程度でも可能と見ている。”
なんとも魅力的です。 アイサイトも、コンセプトカーでは”前後方向、左右視野角方向”に認知可能範囲を広げる”とのシステムをだしていますから、今後のトレンドになっていくのだと思います。
過去記事参照”スバルレガシィの2012年型5月年次改良(マイナーチェンジ)はマイナーではない。とうとう新型エンジンFB25搭載!、レガシィハイブリッドはどうなった?、2013年型・そして2014年も予想してみる”
さらに、
「プレディクティブフォワードコリジョンワーニング(前方衝突予測警報システム)」というもののようです。2台前を走る自動車が急ブレーキをかけ、1台前の車が急ハンドルでよけても、反応し止まることができるというシステムのようです。これも実用化されれば革新的ですが、残念ながら実用化の目安は記載されていません。
さて、個人的に注目しているのはトヨタです。
【トヨタ 安全技術 体験会】次世代プリクラで歩行者衝突と走路逸脱を防ぐ
トヨタ、開発中の安全技術を一部公開…夜間も機能する自動ブレーキ
[動画]40km/hから自動ブレーキ…トヨタのプリクラッシュセーフティ
この3つの記事は2011年7月に相次いで掲載されましたが、既に体験会をひらいているということは、実用化に近いと考えられ興奮しました。
特徴は2つ。
まず、”近赤外線の画像(暗視カメラの画像)をモニタすることで、夜間も機能する点が他社のシステムと違います”との記載の通り、夜間対応が可能になった点。それから、40km/hからの制動もアドバンテージと言えそうです。過去記事「アイサイトとボルボV60/S60ヒューマンセーフティの詳細比較」に記載しましたがアイサイトは30km/h・ヒューマンセーフティは35km/hですから、アドバンテージはあるわけです。(ただ、実用化の頃には、他のシステムもバージョンアップしている可能性あり。)
私が最も気になったのは”カーブなどでガードレールや対向車に近づいてしまった場合、強制的なブレーキ操作だけでなく、操舵による回避行動もとれることが特徴””80km/hで100Rのバリアのあるコーナーに突っ込み、操舵とブレーキによってぶつからずに停止できるかという走行の同乗と体験”
これには興奮しました。ここまで来ているのかという印象です。
ただ、ほぼ一年たった今でも採用のニュースがないのはそれなりに障壁が大きいのだろうとは考えます。
さて、今後はどうなっていくのでしょうか。少なくともハイブリッドなど燃費競争のニュースの陰に隠れやすいですが、静かに安全システムへのアプローチが進んでいるのは確かであるようです。もう5-6年すると、自動制動ブレーキは、当然のオプションになっているのかもしれませんし、10年すれば、搭載義務付け、なんてことになっているのかも、など思います。
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スバルレガシィの2012年型5月年次改良(マイナーチェンジ)はマイナーではない。とうとう新型エンジンFB25搭載!、レガシィハイブリッドはどうなった?、2013年型・そして2014年も予想してみる。レガシー [10年乗る新車選び]
久しぶりの更新になりました。最近は「洗える布団」や「高密度カバー」・「縦型・ドラム式洗濯機の比較」などについて記事が多くなっていましたが、今回のお題は、前回記事” アイサイトとボルボV60/S60ヒューマンセーフティの詳細比較。スバルレガシィの2011年6月年次改良(マイナーチェンジ)は小幅でした。”にて悩んでした新車選びの続きです。
なんだまだ買っていなかったのか?とあきれられてしまいそうですが(実際自分でもそうです)、我が愛車は、今も元気に走っています。これを廃車にするっていうのも・・・。
名車を創った男たち
2012年型のレガシィは、私の流れを変えるだけの力はあるのでしょうか?、。
【ニューヨークモーターショー12】スバル レガシィ 2013年型…熟成のマイナーチェンジ
この記事には北米モデルが出ていました。ワールドプレミアということですから、日本仕様もあるのであろうと思い、販売店に足を運んでみると、思った通り、既に2012年モデル(2012年型・ビックマイナーチェンジ)として5月8日発売予定。予約販売も始めているそうでした(北米仕様は2013年型のようですが、欧州などでは9月から翌年モデルになるので、今年発売のモデルでも2013年型になるようです[困ったときの自動車Q&AQ.2-03 登録年式とモデル年式が違う車があるけど?])。
かなり乗り気になって、予約もしようかと思いましたが、最近のスバル恒例で、もう既に納車はずいぶん先になるとのこと。工場を第一号車が出るのが発売日より後の5月20日って、どういうことでしょう・・・。欧州車の購入歴しかない私としては待つのに慣れてはいるんですが、船に積まれてやってくる欧州車でも2か月で納車されるんですが・・・。
まだ、カタログもないようでしたが、写真はありました。
記憶をたぐってみると、レガシィアウトバックは北米仕様とかなり似たつくり(黒いモールがフォグランプ周辺だけになっている)であったと思います。
レガシィツーリングワゴンとB4のフロントデザインは変更があったようです。右が北米2013年型(レスポンス記事から)・左が2011年型(スバルHP)ですが、グリルのデザインが変わり、四角くなった分、バンパー開口部の大きさが減った印象です。
でも、街を走っていても前年モデルと見分けがつかないのではとも思いました。実車待ちです。リアは同じつくり。
さて、自分として最もヒットだったのは、とうとうFB25新型ボクサーエンジンが採用されたこと。そしてアイドリングストップの採用です。残念ながら(予想通りか?)ハイブリッドの文字はありませんでした。
前回の記事でも書いたように、燃費が最大のネック、どうでしょうか?。
燃費についての考察は過去記事「10万km乗ったら燃費と車両価格の差は?ハイブリッドはどう?ミニバンだったら?」に書いてみた感じです。
ドキドキしながら数値を見ました。
FB25新型ボクサーエンジンで、14.4km/L(10・15モード)。これは・・・。前回のモデルが2.5 i アイサイト 4WDで13.2km/Lだったので改善はしているわけですが、アイドリングストップ+新型エンジンなので、目を見張るような数値を期待してしまった私には凡庸に見えてしまいました。
VWパサートヴァリアントがTSIコンフォートライン(10.8km/L)からプライムエディションに変更されたところで14.0km/Lを達成した時の感覚に似ています(装備を充実させた特別仕様車「プライム エディション」3モデルを一斉発売)7速DSGの採用と1.8LTSIエンジンの改良でした。ここから、昨年5月に1.4LのTSI コンフォートラインで18.4km/Lを達成させた時の驚きと比べてしまうのです。
この時の記事は「VWは安全よりも経済性を優先したのか?、VW新型パサートの安全性に疑問。VW版アイサイトは採用見送り。試乗記フォルクスワーゲン」です。
もちろんFFと4WDの違いですし、ボクサーエンジンの優位性はあるのですが、やはりマイナーチェンジの域を出ないようには感じてしまいます。セールスでもその辺りを感じているようであり、むしろすすめられたのは、2.0GTモデルDTIでした。スバルBRZと同様のエンジンを積み、0-400m加速も圧倒的な性能。それでいて13.2km/Lを達成。という感じです。
確かに燃費と性能を総合的に見てしまうと、2.0GTの優位性は揺るがないように思います。ただし、アイドリングストップは搭載されないので、 実燃費での差は、カタログ以上に出てしまう可能性はあります。今の愛車でも自前でアイドリングストップするだけで1km/L程度の差は出るくらいですか ら・・・。しかもアイサイトの搭載は9月から・・・。
その他、アイサイトも改良されたようでした。足回りも。青は新しい色になるそうです。
というわけで心動かされながらもカタログ待ちの日々です。試乗もはやくしてみたい。乗ってしまえばすべてを忘れるような感動を味あわせてほしいものです。
さて、2012年モデルが現実のものとなると、私としては、この次を考えながらここで踏み切るかどうかの選択になってきます。
これは Club LEGACY (クラブ レガシィ) 2012年 02月号の表紙ですが、レガシィ好きならば、分かっていると思いますが
スバル ADVANCED TOURER CONCEPT 【東京モーターショー2011】
です。
ここで、この時発表された、コンセプトを振り返ってみます。
・ダウンサイジング1.6Lとした新型エンジン。
・ハイブリッドシステム
・高トルク対応型リニアトロニック
・アイサイト(ver.2)の進化
でした。来年の採用とすると、ハイブリッドモデルをだすか、アイサイトの進化版でしょうか?。
パサートの燃費改善を振り返ると、ダウンサイジングされた新型エンジンが、パサート並み(以上?。)の燃費の改善を生むのだと思います。
もちろん、そのころまで待っているのではなくて、今のレガシィを購入して、その時に新車に買い替えるというのが、スバル販売店が最も望む購買者なんでしょうけど・・・。
ちなみに、アイサイトに惚れて、自分自身の選択を狭めてしまっている私としては、”前後方向、左右視野角方向”に認知可能範囲を広げたというアイサイトの進化が、一番気になるところです。今回のアイサイトの説明にはこの部分の記載は見当たりませんでしたので、まだなのだろうと思われます。
ちなみに、アイサイト・ボルボヒューマンセーフティーに関しては、「新車を買い換えていくことと乗り続けていくエコは?」・「緊急停止ブレーキを体験。噂のアイサイトは?長く乗るならば安全性に注目」に書いてみました。
アイサイトとボルボV60/S60ヒューマンセーフティの詳細比較。スバルレガシィの2011年6月年次改良(マイナーチェンジ)は小幅でした。 [10年乗る新車選び]
昨年5月にマイナーチェンジした新型レガシィLEGACY(レガシーとも書きますね)。お得意の年次変更(年次改良)である2011年6月のマイナーチェンジはどうなるのか?、とても気になっていることは、VW新型パサート版アイサイトの記事でも書きました。
今年は6月14日に発売になりました。震災の影響で台数自体が少ないことが影響してか、既に何台もオーダーが入っているようです。最近、ディーラーに通っていることもあって、早めに簡単にレクチャーしてくれていました。21年ぶりのモデルチェンジとなる新世代ボクサーエンジン「FB 型」はどうなるのか?。ハイブリッドレガシィはどうなるのか?。さまざまな憶測が流れていましたが、モデルチェンジではないこともあり、残念ながら今回のマイナーチェンジは、ごく細部の変更のみのようです。
シルバー系の新色の追加 ・アイサイトの仕様変更・より操縦性を高めるための足回りの変更
そして個人的によさそうだったのが、アイサイトモデルにサンルーフが可能となったこと。
アウトバックの下部樹脂モールが塗装タイプになった特別モデルの発売。
などのようです。
スバル レガシィ 一部改良…アウトバックに特別仕様車を設定
といっても、販売前から既に納車は数カ月先らしく・・・。スバルも工場は大丈夫だが部品が入ってこないのでとのこと。試乗してみましたが、新しいアウトバックの走りは十分。特に、少し急ぎながら交差点を曲がるときの挙動は、特筆すべきで、思わず笑みがこぼれてしまったほど。自動追従も、前車がいなくなったときはあわててアクセル踏む感じがありましたが、概ねスムーズ。
こうなると、昨年型のレガシィ中古車を買うのも一つかもしれません。検索してみましたが、続々と新古車・走行の少ない中古車(たぶん試乗車)がでてきているようです(記事を書いている間に数件追加されました)。以前の中古車を購入した記事でも書きましたが、自分の好みにあるオプションがあればベストかもしれないと思います。
さて、アイサイト(もちろんVer2です)の仕様変更は、緊急停止ブレーキをより手前からおこなうようにしたことと、追従走行時のアクセル・ブレーキをより人の操作に近付ける為の”踏み方”の違いらしいです。
こうなると、ボルボのヒューマンセーフティとの違いが気になるところです。ボルボの自動追従は、微妙なレベル(日本の市街地で、きっとこの運転に乗っていたら酔うだろうなという 感じ。前の車が車線変更したら、その前が赤信号で止まっていても、アクセルガバッと、そしてガツッとブレーキ。)でしたので、渋滞追従や高速道路の追従に 使える程度だなと思ったというのが正直な感想だったので、新しいアイサイトの調節に期待大です。
下記の試乗記も参考になりました。確かにV60に乗っていると警告バーはちょっと邪魔です。でも、死角補助機能BLISは安心感が大きいです。私には大きな違いはないのですが、クルーズコントロールが200km/hまで可能(日本車だと115km/h位まで?)なのもポイントでしょうか?。
新車試乗記 第627回 ボルボ S60 ドライブ・イー
さらに緊急停止ブレーキの作動の違いについて、詳しく聞くことができました。前回、ヒューマンセーフティとアイサイトを実際に体験しての違いを書きましたが、このとき感じていた、ガツンと効くボルボ・何事もなかったかのように止まるレガシィアイサイトという違いは仕様の違いのようです。気が付いていなかったのですが、アイサイトは、緊急制動が入る前に、予備的にブレーキを踏みこんでいたのです(十分と思ったのですが、さらに改良するのはさすが)。だから、乗っているほうも準備ができていたのだなと感じました。
また、カメラ方式といっても、アイサイトがステレオタイプで距離と人の鑑別を同時に行うのに対して、ヒューマンセーフティは単眼。ちなみに距離は2種のミリ波レーダー で測定し、近づいた場合にカメラで人かどうかを判断するのがボルボの機能。値段はアイサイトが10万で圧倒的ですが(ちなみにヒューマンセーフティは25万。ただし車の反射板や金属部分にのみ反応する赤外線レーザーを使用したシティセーフティーは標準装備なのでコストがさらに安いようです)
ボルボ、低速自動ブレーキ「シティセーフティ」のデモンストレーション
スバルでは、衝突した時に、前方に配置されているボルボのシステムはダメージが大きいと話していました。なるほど。
完全に止まれるスピードはアイサイトの30km/hに対し、ヒューマンセーフティは35km/h。しかしカタログに表れない大きな違いとして、作動可能最大スピード(止まれないが被害を軽減できる)のはアイサイトの140kmhに対しヒューマンセーフティは80km/hとのことで、高速運転時のことを考えれば、大きなポイント。
などなど、スバルはボルボをライバルと考えているようで(逆はなさそうなところが微妙?)、非常にわかりやすく説明してくれました。
ボルボは、このような非常にインパクトのある動画をYoutubeに流しています。雨の日、車の陰から飛び出す人影に反応するS60の姿です。
http://www.youtube.com/watch?v=lnAkGoVrieM
ヒューマンセーフティは天候が悪い場合・人が横から飛び出した場合に反応することを提示しているようですが、アイサイトがどうかについては、聞いてみましたが、わからないとのことでした。カメラ主体ではやはり限界があるのでしょうか?、特に吹雪の時など・・。スバルではフロントガラスの撥水処理をしないでほしいといわれたくらいですから、難しいのかとは思います。
自分としては、このような、自分の反射神経だけでは避きれないような人への事故を回避したいという所が、大きいので、迷いは深くなります(運転手がこぼした飲み物の行き先だけは無事じゃなさそうですが・・・。こうなるほどのGがかかるのもこのシステムの特色)
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さて、ここまで出そろったところで、それでもまだ踏ん切れないでいます。今のところトラブルもなく、慣れ親しんだことも考えれば14年目であっても愛車は頑張ってくれています。
- 燃費・静粛性はベストだが、走りにもたつきがあり、緊急停止ブレーキがない新型パサート
- 燃費もまぁまぁで、緊急停止ブレーキの性能はなにより、走りも気持ちいいが、静粛性が悪すぎるV60
- 緊急停止ブレーキは及第点。走りも静粛性も満足。ただし、燃費が更に悪くなった(10モードで13.2から12.4km/hに低下!!)。レガシィアウトバック
う~ん。強いて言えばやはりレガシィかな?。しかし、燃費が。(試乗車の平均燃費はなんと4.5km/Lでした)
長距離を走ればよいようですが・・。
【スバル レガシィ 新型発表】燃費20.1km/リットルを記録
来年に向けての、話題としては
ボルボ V60プラグインハイブリッド(2012年)
う~ん、ボルボはこういうのは不得意な分野のイメージ。むしろ、他社から融通してもらって、基本的な静粛性などに力を入れて欲しいなぁ。でも、う~ん提携先がぁ・・・。ただ、このところ、ボルボの開発スピード上がってますから、可能性はあるかも。ただし、日本導入はいつも通り半年後?。
と、2009年に発表しているんですが、どうなるやら。開発遅れていますよね。だいたい、ハイブリッドの話は既に2005年に2007年に発売するって発表(【スバル ハイブリッド】まずはレガシィベースの新モデルに搭載)してます。最近の発表では2011年1月に「富士重、スバルのハイブリッド車を米国で13年発売へ」な~んて言ってますし。なんとかFB型を間に合わせたとしても、2012年発売は無理かも・・。 あっというまに2013年?
もう一年といっている間に、さらに一年。え~い、次も車検等しちゃおうかな(こうして14年も乗っているんですねぇ)
2年後の2013年となれば、さらに自動緊急ブレーキ(AEB)システムが広がる可能性があります。
自動ブレーキとシートベルトを統合…TRWの安全システム、2013年から実用化
この記事には”TRWのACRシステムは2002年から生産開始しており、現在メルセデス・ベンツ、現代自動車、ジャガー、アウディなどの上級モデルを中心に搭載されている。”と記載されており、一気に搭載車種が増えそうな印象です。
少し先を見据えると、ミリ波レーダーも安くなるそう
車載用ミリ波レーダーの低価格化に効果…東芝が周波数シンセサイザを開発
ボルボの低燃費化計画(しかし、フライホイール型は安全性に問題が?。。
ボルボ、KERSの早期実用化へ…燃費は最大20%向上
VWは安全よりも経済性を優先したのか?、VW新型パサートの安全性に疑問。VW版アイサイトは採用見送り。試乗記フォルクスワーゲン [10年乗る新車選び]
とうとう14年目を迎え、引き続き十年乗るための車探しをしています。震災のガソリン不足を経験し、実は微妙な需給バランスの上に成り立っていることを感じました。そして、ハイブリッドでもガソリンがなければ走らないことは同じで、ガソリンタンクが小さい分、一回の満タンで走れる距離は限られてしまうので、こういうときにも威力を発揮するのはPHVまでいかなければと思いました。ただ、PHVは、本当に選択肢が限られます。となると、現時点では、やはり優先順位が安全装備>走行性能>燃費であることは変わらず。
そのなか(自分にとっては)ショックなことが一つ。
前回の安全性を重要視した記事の最後に、VWの新型パサートが、11月に欧州にて発売になり、これにはVW版アイサイトである自動緊急停止ブレーキ(シティエマージェンシーブレーキ機能)が採用されたと書きました。
フォルクスワーゲン、新型パサート/ヴァリアントをパリモーターショーで初公開
このシティエマージェンシーブレーキは、2011年2月に、パサートCCのマイナーチェンジにて先行採用されました。ただ、残念なことに燃費が今ひとつ。
そして2011年5月30日、期待以上に燃費が改善されたVW新型パサートが発売されることになり、とうとう、私の長い車選びも終了かと思われました・・・。
フォルクスワーゲン・アンド・アウディ・エクスクルーシブ vol.2でも、先日、新型パサート・パサートヴァリアントが発売になってカタログを取り寄せたところ
ない!
パサートCCのカタログでは1ページに及ぶ説明があった、シティエマージェンシーブレーキの記載がすっぽりないのです。
どうしても信じられなかったので、先日ディーラーに行って試乗してきました。
営業マン曰く 「どうしてなんでしょうねぇ。」「私たちには分からないです。少なくとも採用されるという噂も聞きません」とのこと。
う~ん
まぁ、レーダー方式のみであり、カメラ方式のレガシィアイサイトや両者併用のボルボヒューマンセーフティーと比べれば、最も反応して欲しい"人"に対して反応しないので迷いがないといえば嘘にはなります。
でも、
この新型パサート、自分としてはかなりよいので、ほとんど心が傾きかけていたんです。それだけに残念。
オプションでもシティエマージェンシーブレーキを選べるのならば今頃、納車待ちになっていたかもというくらいだったんです。
燃費はなにより革新的。ハイブリッドなど使用せず(ここが自分にとってはポイント)、10モードで18km/L台という現時点ではゴルフよりも上(たぶんゴルフは早々に追い抜くでしょうけど)、試乗車の平均燃費でさえ10km/L。町中と若干の郊外を含めて、ざっと乗ってみても13.3km/Lで、もっと延びそうな印象。70Lのタンクいっぱいでどこまで走れるんでしょう?。アクセルオフで負荷がかかるのは感じます。減速が少し早い印象です。きっとエネルギー回生しているんだろうと思えば良し。これはすこしするとあっという間に慣れてしまいました。
アイドリングストップもおもしろいように止まってくれます。右折待ちで止めていても問題を感じないくらい。マツダi-stopの素早さには一歩劣りますが、i-stopは止まって欲しいときに止まってくれないのはストレスだったので始動は遅いにしてもパサートのアイドリングストップのほうが好感触です。。
なによりも静かさが印象的。ほとんどエンジン音が入ってきません。
ゴルフで気になった低速発進時のトルク変化も、感じられません。
ちなみに、個人的に大きなプラスだったのが、屋根の上についていたアンテナ(私は角と読んでいます)が、なくなったこと!!。うれしい。ボルボもアウディもVWもみんなついていましたから。
ただ、少し残念なのが、直進性が少し甘いことと、それにもかかわらず、操舵性が若干落ちると感じること。ゴルフの完成度を見せつけられていなければ、気にしなかったかもしれませんが、どうしても比べてしまうので、マイナスです。
16インチタイヤのコンフォートラインだったかもしれませんが、17インチのハイラインはランフラットタイヤになっていて、長年乗ることになると、大きな維持費となってくるタイヤの価格が2-3割高く、しかも、最新性能のタイヤを選べなくなる可能性あり迷います。14年目を迎えても、タイヤによってこんなに乗り心地が変わるのかと思うことも多く、気になるところです。
といっても、これはアライメントを少し調節する方向でカバーできそうにも思います。
ただ、
”ない”ものはつけようがないんです。
ディーラーさんによると、これまでこういう形で日本仕様で”省かれた”装備は”限定版”で装着されることがあるとのこと。
しかし、限定版は高いのがあたりまえですから、ベースモデルにオプションという設定ではないですね。
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年式・グレードと名前・メールアドレスのみで査定してくれるので、冷やかしがてら自分も査定を出してみました。冷やかしだとわかっているだろうに、0-5万とちゃんと概算を提示してくれました。
さて、これに対抗する形で、ほぼ同日に発売になったのがボルボV60。
試乗に行ってきました。
自動追従の試乗をしたかったのですが、強く嫌がられて断念。(前の車を実験台にできないと話していました。じゃぁ公道で使っちゃダメなレベル・・・?。別にブレーキを踏まない訳じゃないのに)
ヒューマンセーフティの体験をもう一度と考えたら、誰かが無理な試乗で”跳ね飛ばした”らしく、ダメ。
微妙ですねぇ。あいかわず、デモで事故が起きてしまっているようです。まぁ、いざというときに100%働くことを求められた装備ではないんでしょうけど。
車の出来は、良い印象。
なによりもよいのは、操舵性。おもしろいようにクイクイと曲がってくれます。それでいて直進性はばっちり。
燃費も試乗車の平均燃費で10km/L。パサートと一緒です。e燃費で10モード達成率上位に食い込むV50の伝統を引き継いでいるようです(普通のランキングではなくて、いかに10モードとの差がないかのランキング)。
逆を言えば、10モード対策が下手すぎ?。。
ただし、残念なのが、エンジン音。これはむしろ他のモデルよりも"悪化”している印象。
音止めという作業をしていないんでは?。というレベル。新車でこれだと、数年のったらどうなる事やら。
しかも、車の数カ所で微妙なビビリ音がします。後ろでもカタカタ。
う~ん。新車なのに・試乗車なのに・・・。
やはり、ボルボ本社からフォード。そして中国の吉利と流浪の民となった歪みがでているのか・・・。
吉利は今のところ、取締役に数人を送り込み、静観を決め込んでいる(営業マンの話ですから眉唾)とのこと。まぁ、お金を出すと言うことはどういうことか考えれば・・・。
少なくとも、そのように感じてしまうブランドに、命を預けるのは精神的に良くないのではと感じてしまいます。
でも、デザインも自分好みではあります。ちょっと荷室が小さいけど。
さて、今年度のレガシィ年次変更はどうなるのか?、いつもは5月中旬なのに遅れています。震災の影響でしょうか・・。
それとも、何か大きな隠し玉が・・・。ないか・・・。2011年にマイナーチェンジなど?。(追記、レガシィの2011年マイナーチェンジ(年次改良)の情報を手に入れた時の記事も書きました。)
そして、欧州系ディーラーの9月のイヤーモデル発売も一つのポイント。ゴルフのBluemotionによる驚異の燃費の期待。もしかしたらオプションで緊急停止ブレーキも期待します。スバルではエクシーガのアイサイト2nd採用?。
大連立内閣となれば消費税10%は確定的であろうし、高額な買い物はその前にしておきたいところですねぇ。
来年には車検も来ますし、このままならば減税は3月まで(これは今の政策の方向からは延びそうかとも思いますが)。
来年になれば、レガシィハイブリッドや、21年ぶりの新型エンジン採用もあるでしょう。パサートも改良されて来る可能性も考えます。
さらにその先は?。
自分にとって車というものは、待てば待つほど、変えなくなる買い物だと思います。もちろん楽しい時期。
まだ、もう少し頑張って欲しいと願いながら、今日は、車を磨きます。
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緊急停止ブレーキを体験。噂のアイサイトは?:10年乗るこれからの自動車選び:長く乗るならば安全性に注目 [10年乗る新車選び]
このあたりで、車選び、難しくなるんです。最終的に、自分としては安全性に注目しました。安全装備は、燃費や乗り心地と違い、有・無での差が大きい部分かと思います。長く乗っていればリスクも高くなり、いわば掛け捨ての保険とも言うべきものかと感じています。買った当初の価格は高くても維持費はほとんどかからないものですから、長く乗っていれば格安になってきます。逆に長く乗ることで、一般的になるほどの安全装備が無いままとなってしまうリスクも生じます。長く乗る為には重要なファクターと考えます。
振り返って、13年前に検討した時期にはABS・エアバックが通常装備となり、側面衝突エアバックが始まった時代でした。
この少し後にむち打ち対策用のシートが登場します。そして、ESC(横滑り防止装置)。
ESCは目立たない機能かもしれませんが、これによる事故抑制率はかなり高く、特に北国でドライブする私としては重要視しています。
”ESCの装着によって単独事故の発生率が2.48件/1万台から1.57件/1万台へと約35%減少。正面衝突事故に関しては1.82件/1万台から1.27台/1万台へと約30%も減少した(トヨタのデータ)。”(なぜ普及しないのか!?日本におけるESC(横滑り防止装置)の課題)より抜粋
これらの装備は浸透率が高く、最新型であれば、標準装備となっている場合も多くなります。長年乗り続けていることで、こういう重要な安全装備が未装備のままとなっているのは前々から気になっていました。
そして、今回、車選びをしていて注目した装備は追突時に作動する自動ブレーキでした。調べてみると、ホンダが世界最初に自動ブレーキをインスパイアに採用したのが2003年。それから7年で、思った以上に浸透していることがわかりました。各社でほぼ採用されています(ただし、概ね200万以上の車)。といっても、ほとんどがオプション品でしかも高い!。高いから装着率が上がらなくて、効果も目立たないのではないかとも思ってしまいました。
ホンダではオデッセイのオプションを調べてみました。すると、ほぼいらないだろうと思われる装備をすべて装着した最上級グレードLiか、それに近いAbsoluteに58万のオプション設定です。
http://www.honda.co.jp/ODYSSEY/equipment/list/
これは会社の方針なのかもしれませんが、とても共感もてません。このことを話してみるとホンダディーラーでは「気にされる方がほとんどいないので・・・。」など。さらに、ハイブリッド車では昨年12月に生産終了となり在庫販売のみのシビックハイブリッドのみに設定(追突軽減ブレーキ〈CMBS〉)オプション価格約36万があるだけです)。現実感無いところです。
トヨタはプリウスの上級グレードに約15万での設定があります。SAIでは高額ですが一歩進んで追突されそうな場合に警告を与えてくれるオプション(約21万)が選べます。追突でむち打ちになるのは不意打ちである部分も大きいこと・後席にはむち打ち軽減シートの採用がほぼ無いことなども考えると大切なオプションとも思えます。ただし高い・・。欧州車もVW以外は選べるようですが、本国オーダーでいきなり次の船便はという話になってしまい、とても現実的な納車スケジュールとは言えません。ちなみにアウディA4では32万のオプション設定です。
調べていて思ったのは、本腰を入れて選択させようとは思っていないオプションだなということ。やはり、“軽減”ではインパクトが弱かったのではないでしょうか。ぶつかってしまえば、賠償など大きな代償が必要になるのには変わりないのですから。
ここで注目したのは、近年登場した“停止”が可能な防止装置です。しかも、スバルとVOLVOは本腰を入れて導入を図っている印象があります。
という私も、初めは、少し興味を持った程度だったのです。その興味を購入の必須アイテムにまで高めてくれたのは、”体験“でした。是非お勧めします。
体験前の印象は、“通常なら自分が気をつけていなければならないが、何かのことで気がそれることもあるからその保険としてあっても良いかな?”、でした。所が体験してみて印象ががらりと変わりました。“自分がいくら頑張っても、回避不可能な事故を回避してくれる可能性がある”と感じたのです。ブレーキがかかるのは、これ以上遅れると止まれないというタイミングですが、たぶんこのタイミングで自分の力では止まれないだろうと思われる直前で“何事もなかったかのように”(アイサイト)あるいは“ガツンと痛いくらい”(ボルボXC60)で、“止まり”ます。もちろん、各社の告知でも言っていますが100%ではないにしても、自分だけの力以上のものが大きいです。スバル営業さんのの話では、アイサイトは、車が持つブレーキ能力のほぼ100%を使って止まっているが、人間が利用できているのは40%位だそうです。
これは、これからの自動車に是非あるべきだと思いました。今後、年老いていく自分のことも考えれば、反射神経も落ちていくわけですし、うっかりアクセルを踏むという笑い話のようなこともしてしまうかもしれません。それも考えれば、自分には“必須”だと感じたのです。
その目で、車選びをすると、一気に選択肢が限られてきます。どうも、国交省の基準が難しいらしんですね。こんな良い技術は是非必須化くらいして欲しいものです。もちろん、ガツンと止まるので後ろが追いついてこなくて自分が追突される危険や、思いもかけなかったところで突然に止まる可能性はあるから慎重になるのでしょうが、前者は後車も装備されていれば済むことです。
この記事がとても参考になりました。
【先進安全技術 比較試乗】
ハイテクを満載した日産自動車の高級セダン『フーガ』、自動ブレーキ市販車第一号となったボルボ『XC60』、そしてステレオカメラによる自動ブレーキ制
御システム「アイサイトver.2」を搭載し、システム価格を10万円あまりに引き下げた「レガシィ」の3車種で、それぞれ最先端のクルーズコントロール
機能を試した。
芸は細かいが使い勝手に難…日産 フーガ
シンプル&高性能だが使いやすい…スバル レガシィ
減速の少ないクルーズ向け…ボルボ XC60
この3車を実際に試乗に行ってきました。デモをしていたのはアイサイトとXC60。フーガは・・・。
ブレーキの効き方には差があります。
XC60は、ガツンと止まります。シートベルトが痛いくらい。ただ、“有る程度距離を置いて滑走して下さい”などといわれスピードが速かったことも影響しているのかもしれません。本国での実験失敗も気になっているのでしょうか?。
[動画]ボルボ S60 の自動ブレーキ、デモで失態 - S60の自動ブレーキ
ミリ波レーダーなので、可能性とすれば(自分としては普通に運転していて最も怖いと感じる)地吹雪のような視界が限られた状態でも反応してくれる可能性があります。(ボルボは北国の車ですから期待しています)。オプション装着ではなく標準装備というところも良いところ。ただし、価格が高い。安くなったグレードもありますが、この形で2WDというのも抵抗が有るところです。現時点では15km/hというところも気になります。”人”に反応してくれるカメラ方式ではないこともマイナス点です。なにより、ボルボ本体が中国の会社に身売りされてしまい、10年後にブランドがどうなっているか、全くの不透明なところも気になります。セールスの方に聞いてみましたが苦笑されるのみでした。
好感が持てたのはスバルでした。停止可能な速度も30km/hと高いです(セールスの方は、それより高速でも止まる可能性があること、止まれなくてもかなり被害を軽減できると話していました)。しかも、最もぶつかって欲しくない“人”を感知できるカメラ方式です。なにより“安い”。装着車とベース車の違いは10万です。どのグレードにもオプション選択できるようにラインナップされているのも嬉しいところ。装置の関係でサンルーフが装着できないこと・レーダーではないので視界が限られている場合には難しいようですが、現時点での少ない選択肢からするとベターではないでしょうか?。
フーガも試乗に行きましたが、同乗していただいたセールスの方は“聞かれたことがない”とのこと。説明書を見ながら、設定してくれましたが、自動停止までは体験できませんでした。停止も含めて自動追従してくれるクルーズコントロールと考えてもよさそうです。ただし、設定していただいても前者が停止したとき、我慢できないほど接近したので、とても任せきりとは言えないのではと感じました。もちろん乗り心地は文句なかったのですが。
この三台、1万キロ後の経年劣化ではXC60・フーガ・レガシィという個人的印象。
値段はレガシィは300万・XC60T5SEは500万・フーガ250GTは420万。
実燃費(e燃費)はレガシィが10km/L前後(しかも唯一レギュラー)、XC60・フーガのe燃費の登録はありませんが、10-15モード燃費で比べると、レガシィ2.5アイサイトが13.2km/L・XC60T5SEが10.2km/L・フーガ250GTが12.2km/L。フーガは前モデルのe燃費が達成率70%ほどなので8.4km/L?、ボルボは海外メーカーらしく達成率が高いのでXC70程度とすると85%で8.7km/L。
もう少し燃費が・・・。と思いますが、ここは目をつぶり、昨年7月時点では、スバルレガシィアイサイトが第1選択となり、いざ契約へ向かったのです。
でも。。。
7月初めに問題なしといわれていた納車が、気持ちが決まった7月下旬には納車が9月下旬になってしまい(アイサイトの想像以上の人気と検査に手間がかかるためらしいです)、その時には補助金が止まってしまう可能性が高いとのこと。今この時期には9月上旬に補助金がなくなったことやその混乱は普通のことですが、7月の下旬に正確に予測していたディーラーはスバルだけでした。他のディーラー(ホンダ・アウディ・VW・レクサスなど)ではそのことを言っても「えっ大丈夫じゃないんですか」という程度でしたから。それも好感を持った状況でしたが、既に時遅く。
というわけで、今も13年目を迎えた愛車に乗っています。
今後ですが、迷っています。レガシィはやはり経年劣化は感じてしまうこと。10年乗れるかどうか迷います。しかも新型エンジンがアイサイト未装着のフォレスターで発表され、ネックの燃費が改善されたとのこと。このエンジンがレガシィに採用されるのは、もう少し先でしょうか?(1-2年?)。H24年頃にはハイブリッドの噂もあります。
ボルボも35km/h以下で作動しカメラ方式を併用した装置を”標準装備”化したS60を発売の予定の様子です(「歩行者検知機能付き追突回避・軽減フルオートブレーキシステム」ヒューマンセーフティ)。ただ、技術の推進はここで止まってしまう可能性有りますから(中国資本ですから先進安全装備にどこまで投資できるかは未知数です。そういう意味ではシャーシやエンジンをフォードやマツダに期待できたこれまでの提携はよかったのですが)、動向に注意です。(追記、レガシィの2011年マイナーチェンジ(年次改良)の情報を手に入れた時の記事もにてアイサイトとヒューマンセーフティの比較をし詳しく書きました。)
VW新型パサートのニュースも気になります。回生ブレーキも採用されていて燃費にも改善効果有りそうです。でも、同時に発表されたシャランなどが発売されるたのに、発売されず、そうこうしているうちに先月後半には2008年モデルのパサートCCにブレーキ機能が追加されたとのニュースが発表されました(シティエマージェンシーブレーキ機能)。ただし、値段も高く(オプション価格30万)、燃費も思った以上には改善されておらず(10モードで10km程度。実燃費達成率は高いとはいえ、9割としても9km/L)、サイトを見ても停止まで行ってくれるか微妙(フーガと似ています)。
フォルクスワーゲン、新型パサート/ヴァリアントをパリモーターショーで初公開
” 安全装備では、オプションの「アダプティブ クルーズコントロール システム(ACC)」に緊急ブレーキ機能を搭載、車速30km/h以下で非常に危険な状況に陥ると作動して、正面衝突を防ぐ手助けをする。”(上記サイトより転載)
フーガは、60km/hから停車するブレーキも開発中とのことです。「衝突回避支援コンセプト」とのこと2010年7月28日に発表されていました。
日産、60km/hから停止できる自動ブレーキを開発
ハイブリッドも発売されました。カタログ燃費は19km/L。実燃費はどうなるでしょう。responseの記事で は、”インサイトが28km/リットル、燃費達成率は70%(19.6km/リットル)。フィット(15.4km/リットル)は20km/リットル、 77%”との記載があります。コストをかけた豪華なハイブリッドなので達成率が70%を下回ることはないとすると13.5から15km/Lというところで しょうか?。しかし残念ながら価格が約580万。通常グレードとの差額が約160万。予測の上限をとって15km/Lとしても8.2km/Lとの10万キロ時点での燃料代の差額が約80万ですから、魅力に欠ける価格設定となってしまいました。
さて、この技術がどこまで広がってくるのか?。そして燃費はどうなるのか?。今後も自動車ニュースには着目です。
そうそう、自分としては、この停止ブレーキ。5年後には普通になっているのではないかと思います。なにか、明らかなデータやトピックス的なニュースでもあれば一気にブレークするのではないでしょうか。ハイブリッドなど“飛び道具”?のないスバルアイサイトがここまで人気が出たことも追い風になるかとも思います。
10年乗るこれからの自動車選び:新車を買い換えていくことと乗り続けていくエコは? [10年乗る新車選び]
前回記事では、エコという側面に注目してみました。今回は、耐久性です。
どの位の頻度で車を買い換えるかという点で、何人かのセールスマンに同じ事を言われたことがあります。
「車は3年毎に価格が1/3低下します。つまり300万の車とすると、3年後の中古車価格は200万・6年後は100万。そして9年後にゼロになるわけですね。どうせ100万ずつ低下するなら、新車から3年目までの最もお得な100万を乗り継いだらよいのではないですか?」
まぁ、新車を沢山売りたいセールスマンが考え出した言葉なのでしょうけど、中古車価格は確かにそんな感じで下落するようですし、新車を乗り継ぐという美味しいポイントを上手く正当化した言葉だなぁと思います。
しかし、これは走行距離が、1万km未満/年が前提の場合です。以前中古車を購入した経験からすると、3万kmを越えると一ランク落ちますし、7万kmを越える車は通常の中古車市場に出回っていません。 3年後に200万で売るためには、かなり良い状態で維持しなければならないという難しさがあります。
もちろん事故をおこせば、ガタ落ちです。ちなみに、減価償却定率法での時価を算出法は一般の乗用車場合、法定耐用年数は6年で計算されるそうです。6年経過すると評価額は10%になり以後はそれが継続されるそうです。
評価損(格落ち)に関してですが、以下のサイトによると、「損害保険会社は、評価損(格落ち)を支払うつもりは全くありません」「損害保険会社は、交通事故車を事故後も乗り続け、最終的に廃車処分にした場合は、評価損(格落ち)は生じないとの立場をとっています。」とのことです。買って間もない場合や、高額な車の場合は、”裁判で争えば”認められることも有る程度。
「物損事故の損害賠償請求」
まぁ、事故まで考えると、難しくなるわけですが、自動車購入時の諸費用も10~20%(「新車購入と諸費用の金額」参照)ですし、まぁセールストークは過大表現として聞いておいたほうがよいわけです。
ただし、3年を過ぎてくると、車の性能が低下してくるのは事実です。”移動手段として割り切って”乗るのであれば問題ないとしても、乗り味や運転する楽しさから言えば、難しい面が出てくるのも確かではないかとかんじます。
ここで、個人的な好みが最終的に分かれるところではないでしょうか。それぞれが車にもとめるものは違うはずです。
自分としては「リスクは起きるものとして考えておく」「選ぶときに必要以上にエネルギーを使うので、頻回にやりたくない」「あまり飽きないし、飽きても替えるほどのエネルギーにならない。なんとなく乗ってしまう」「 走行距離を気にして走るより、限界まで遠乗りしたい」「アクセサリーを買いそろえていくのが好き」などなど。そういわけで、現車も13年を迎えてしまったわけですね。
ただし、限界もあります。事故という面から考えれば、10年を越えると、車両保険をつけてくれる保険会社が減ります(交渉すれば向こうも商売なのでつけてくれることもあります)。時価が低いと、それ以上の修理価格は認めてもらえません(ここは大きな問題)。 もちろん維持に必要な修理費も高くなっていきます。税金面からすると13年目を越えると自動車税が10%ほど値上がりしますし、18年は自動車重量税が20%ほど割高になります。
そんなわけで、次期車両の目標としては10年15万kmというところ。といってもかなり長大な計画です。そして、第一条件が”二万キロ”を走っても、疲れを感じさせない走りを持っていること。最低でも300kmのドライブを苦痛なく過ごせること。になるわけです。
これはあくまで主観です。乗ってみて、「あぁ、これなら、大丈夫かな」という安心感のような感覚。
この視点で車を選ぶとなると、やはり試乗が第1となります。
私が車に乗り始めた20年前に比べて、安全性は随分変わってきましたが、長距離の移動という点で見ると、なかなか大きな改善が望めていないように思います。これは目に見えない“コスト”がかかってしまうというポイントが大きいのかもと感じます。
試行錯誤して、試乗のポイントは1万km(できれば2万近く)以上走った試乗車に乗ってみることだと感じました。新車のうちは差がでなくても、1万kmを過ぎると歴然とした差になってくると感じます。これが3年目に買い換えることを前提としていれば差にならないわけですが、10年乗るつもりならば大きな差になってくると感じます。もちろん中古車の試乗ができればさらによいのですが、実は難しい。
この視点で、やはり良いと感じるのは欧州車。試乗してみたことがあるなかではVW・BMW・VOLVO・アウディというところ(ベンツは個人的趣味で乗ったことありません。)、残念ながらプジョーは別の乗り味で、自分の好みには合いませんでした。日本車ではなによりレクサスが安定していました。次点でレガシィ。やや疲れが出てくるものの走りは安定していました。残念ながらこの視点で見てしまうと、ホンダ・日産・トヨタは難しいです。ただし、車両価格400万を超えてくる車には乗っていないので、未知数ですが、明らかに町乗りに向いていないミニバンか、セダンしかラインナップにないので、難しいところです。
値段を考えていくと、しかしここに出てきた車は300万以上。ざっくり同じ機能を求めればホンダ・日産・トヨタなら200万クラスで十分すぎる程のスペック。100万の差を考えるべきか?。もちろん燃費の差である30~90万もプラスアルファです。
ただし、レガシィ・VW・VOLVOは300万台での選択もありますが、アウディ・BMW・レクサスとなると400万台の選択です。もちろん、少し欲を出せばあっという間に、数百万です・・・。
VWはどうしても、静粛性などに問題を感じていましたが、今回のゴルフⅥで格段に改善され、1万キロを感じさせない走りを見せてくれました。VOLVOは、このところ100万近くのディスカウントをしてきており、静粛性という意味では半歩下がるものの、その性能が低下しないという意味では十分なレベルを維持していると感じます。
ここで初心に返らねばならないのは、200万の車を5年で乗り継ぐ場合と比べているわけであり、そうなると、燃費も考え+100万というところが妥当な線ではないかと考えていくわけです。もちろんブランド価値としても感じられればさらに大きいわけです。
だんだん、目標が見えてきました。といってもまだ選定には遠い。
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10万km乗ったら燃費と車両価格の差は?ハイブリッドはどう?ミニバンだったら?:10年乗るこれからの自動車選び: [10年乗る新車選び]
わが愛車も、13年を越え、エコ減税の波にもめげずに今も現役で頑張ってくれています。
といっても、それなりに限界はあり、『車の寿命の目安は、購入金額をメンテナンス金額が超えたら』と整備士さんに聞いたことがあるのですが、そういう意味では十分に越えています。ただ、同時に『つまり整備費を気にしなければ、いつまででも乗れるって事だけどね』とも言われたことを思い出しながら、つい最近も限界が来たドライブシャフトブーツの修理費を前に、乗り換えを考えてしまうこのごろです。
さて、エコカー 補助金のこともあり、今年の6-7月はずいぶん試乗しました。その上で、自分なりの時期愛車に求める条件が固まってきて、それがかなわないとわかったので、とりあえず、条件がそろった車がでるまで待つというスタンスに戻った次第です。
その条件とは、自分の性格上、次も10年以上乗ること・ミニバン・ワゴン・SUVなどの比較的大きめの車が欲しいことなどを考えた上での、現時点でのものです。いままで2台の車を10年以上乗ってきました。そうすると、買った時点では見えなかった状況が車社会におきていることを感じます。その視点で試乗してネットで情報を集めて感じたことです。
第一条件(#1):”二万キロ”を走っても、疲れを感じさせない走りを持っていること。最低でも300kmのドライブを苦痛なく過ごせること。
第二条件(#2):安全装備が最新であること。
第三条件(#3): 燃費がよいこと。つまりエコ。
まずはエコの話から。
長年乗るという条件でさえ、燃費を第一にしなかったのは、趣味に走ったこともあるんですが、現実は、燃費は電池の分を考えていないことが大きな問題と感じるからです。特に、現時点で燃費ランキング常連のプリウス(38km/L)やインサイト(30km/L)などはニッケル水素電池。充電工具を初めとして充電する道具のトレンドは完全にリチウムイオンです。それはなにより耐久性から!。つまり、長年乗ることを考えればニッケル水素電池は論外。しかも、リチウムイオンであっても安全性が問題になるる点も悩ましい所。
以下にWIKIよりの抜粋を載せます。
初代プリウスは、インバーターを有償で交換した場合には実費で約40万円程度の負担、バッテリーはリサイクルバッテリーを使用した場合、11万円程度にな るといわれている。なお2代目NHW20のバッテリー交換費用13万円程度である。2代目以降はバッテリーの性能がよくなったこともあり、短期間で交換が 必要になったという報告はほとんど無く、メーカー側は名目上「5年または10万キロ」の保証期間を謳っている。NHW10には、出力制限警告灯などが点灯 する不具合によるサービスキャンペーン(この案件に限り、経年・走行距離・交換履歴を問わないため実質交換回数が無制限となっている)が、またNHW11 にはバッテリー液漏れ不具合によるサービスキャンペーンが、メーカーから公開されているためである。
ただ、電池交換は10万km以上で13万円だとすると、見方を変えれば定期経年劣化部品。エバポレーターやマフラー・ミッションなど10年乗れば替えることが普通になってくる部品の値段を考えれば、最初から考えていれば、まぁ・・・と感じるかどうか?。無理にリチウムイオンをのせて高いお金を払うよりよいかもしれません。ただし、そのころには新しい電池がでていて、電池交換は時代遅れと感じるかもしれません。
1歩前進‥‥トヨタの次世代電池開発
しかも実燃費を考えると、ハイブリッドはいきなり不利になってきます。
プリウス が燃費トップ、ハイブリッド優勢…2つの燃費ランキング
ハイブリッド車がカタログに対して大幅に実燃費が悪いわけは?
現段階(11月)のランキングではたしかにランキング上位はハイブリッド車です。ただし、プリウス(21.6km/L)、インサイト(19.4km/L)、今はマーチ(26km/L)やデミオ(30km/L)というガソリンエンジン単体の燃費を追求した選択肢もでてきます。
新型マーチ 燃費26キロに向上 小型の特性生かしHV対抗
マツダ、新型「デミオ」の燃費30キロ水準へ 新型エンジン搭載
もちろん電気自動車という選択肢もあるかもしれませんが、換算しにくいものの、電気自動車の燃費は42km/Lとの記事もあります。しかも、寒冷地にはいきなり不利になることが問題です。効率が20-30%しかなく廃熱があまるほどあるエンジン車とは違い90%もの効率となる電気自動車は暖房すると燃費がガタ落ちのようなのです。
日産 リーフ、燃費換算で42km/リットル…米EPAが認定
オレンジ色の「フィットRS」から、話はそれてEVのヒータ問題に
いろいろ考えていくと、メリットデメリット難しいところです。そこで、実際の走行距離から値段の差を考えてみるという視点で考えました。
10年乗ると、自分の乗り方では15万km。 まずは、10万キロ乗ったときの実価格です。
ガソリンは高くなっていくとして140円/Lで計算。レギュラーハイオクはこの際無視。2010年11月のe燃費(実際に走った燃費の集計)を参考にしました。
すると、ざっくり言ってハイブリッドは60~75万(電池交換すると、73~90万?)。コンパクトカーを買えば80~90万。2Lクラスを買いたいと思えば、ゴルフTSIやレクサスHSであれば90万程度。選択肢を広げて、現行のガソリン車である程度の贅沢を考えていくとレガシィやアウディで130万台。ワーストランキングに近くなると7km/Lを切ったところで200万越えてきます。
ここで考え込んでしまうのは、ワーストでさえ、10万キロ乗っての値段差はプリウス電池無交換でさえ140万。つまりプリウスを二台乗ってしまえば、中古を考えても、あまり変わりないとも考えられないかと言うこと。ただし、それはさすがにと考えても、現行でエコカー減税を受けられる車種でミニバン・ワゴンを考えてもても差額は70万。ガソリンエンジン車としてのメリットも検討に入れれば、30万(電池を考えれば15万)の差額しかない、ゴルフTSIはほぼ同額と言えるかもと考えます。
km/Lベースで比べてしまうとピンと来ませんが、自分が乗るであろう高走行距離を考えていくと、車の実売価格も目に見えてくるかと思います。
さらに、15万kmになると、高額の修理費がかかることは覚悟の上です。こうなってくるとハイブリッドは交換の目安も難しく、比較がしにくいとも感じます。しかも、修理代を安くするという面からみれば、車用品店にお世話になることも重要ですが、現段階ではハイブリッド車の電装品には手をつけられないと言っていたことが気になっています。”長年乗るならばできるだけシンプルな構成で”というのが高年式車オーナーとしての感想です。そういう意味ではTSIも若干不利かな?。
というわけで、燃費は第三希望。できれば15km/L以上の燃費を期待。ただし11~12km/LであればOKというところ。今のところ、ミニバンクラスの車は欲しいので、一応、燃費によっては次期プリウスミニバン(ワゴン)はリチウムイオン搭載だそうですし、期待もしてます。
21.6km/L:60万、 (現行プリウスたぶん電池代+13万)
20.6km/L:10万mで4850L使用、68万。(現行フィットハイブリッド)
19.4km/L: 10万mで5154L使用、72万。(現行インサイトハイブリッド)
17.2km/L:10万mで5813L使用、82万。(現行 ヴィッツ 1300cc)
16.6km/L: 10万mで6024L使用、84万。(現行 ポロ TSIハイライン)
16.0km/L: 10万mで6250L使用、87.5万。
15.5km/L:10万mで6451L使用、90万。(現行レクサス HS 2400cc)
10.65km/L:10万mで9389L使用、131.4万。
、レガシィアウトバック 2500cc(BR9)CVT 4WDは10.69km/L)
10.57km/L:10万mで9461L使用、132.4万。
(現行 アウディA4 2000cc(8EALT)CVT)、ボルボV50 10.3km/L、 マークXジオ 2400cc10.53km/L、 オデッセイ 2400cc10.3km/L)
9.12km/L :10万mで10964L使用、153.5万。(現行 VWティグアン 2000cc(5NCAW)AT 4WD、ボルボV709.6km/L)
8.27km/L:10万mで12091L使用、169.3万。(現行日産 フーガ 2500cc(Y50)AT FR
6.8km/L:10万mで14705L使用、206万。
5.73km/L:10万mで17452L使用、244万。パサート/パサートヴァリアント 3600cc(3CBWSF)シーケンシャルMT 4WD
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