ガコンガコン。とうとうこの日が・・。なんとなく調子が悪かった我が家の洗濯機が壊れてしまいました。修理も可能かもしれませんが、既に15年。やっぱり買い換えかなぁと決断しました。将来、エコポイントの適応がでてくるかもなどと淡い期待を抱いて買い換えを控えていた所もあったのですが、しょうがありません。

 壊れてからの次期機種選択は難しいです。なにしろ洗濯機は毎日の家事に使う物ですから・・・。じっくり比較派の私としては、時間が足りませんでした。しかも、モデルチェンジの時期は各メーカー共に6月。最新機種好きの私としては・・・。

 

 といっても、既に買い換えを話題にしていたこともありましたので、何度か調べていたこともあり、イメージはつかめていました。

 まず第1の選択は、ドラム式縦型タテ型)かです。これはここ数年変わらない決断のようです。

 今週の楽天のランキングを貼っておきます。皆さんがこの記事を読まれている時点ではどうでしょうか?

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 ドラム式縦型かという比較は、かなり悩ましい議論だと思いますが、私は、この日経トレンディの記事が参考になりました。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/special/20080819/1017729/

 

縦型回帰”という視点はおもしろいとおもいました。

特に節水に関しての考え方。やはり単価が高く開発力が投入されているドラム式を売りたいというメーカーの宣伝力は強く。イメージが先行してしまっていたことに改めて気がつかされました。

 もちろん、いつもの価格コムの口コミも読み込んでみました。

 

 いくつかのポイントは以前調べたときとほぼ同じであったことが残念なところ。数年も経てば解決されるのでは?と考えていたのですが、それは構造的な問題があって難しいのではと感じています。

パナソニックのななめドラムが初めて発売されたとき、断念したのが騒音の問題でした。次に音がやや良くなったときに買い換えまでに至らなかった一番の原因は洗濯時間。そして、次が大物洗の問題。ポイント毎に整理してみました。

 

 節水:これはドラム式の独断場。水資源が少ないヨーロッパであれば特にポイント。しかし、水が豊富な日本では、どこまでのメリットかというのが前出の記事ですね。縦型でも日立は節水を導入した機種を出しています。(今年のモデルでパナソニックも縦型にエコナビつけましたね。しかもナノイーも)

 洗浄力これは縦型。変わっていないようです。もちろんドラム式も改善されてきている様子。我が家はひどく汚れてからの洗濯は少ないのでどちらでもOK

 大物(毛布・布団):これも縦型。布団までOKです。毛布はドラム式でも1kgまでならOK。ただし、ちょっとでも入れ方が悪いとダメという口コミもありました(特にドラム式初期型)。やっぱりまだまだ。縦型ならば布団までOK

 乾燥:これはドラム式の独断場。ただし逆に問題になるのは、洗浄まででやめてしまうと、かえってゴワゴワになってしまうということ。

 騒音・振動やはり縦型の技術革新であるインバーター式は、やはり今でも静か(壊れた洗濯機が、ちょうどこのインバーター式の出始めだったと記憶しています)。ドラム式は初期のどうしようもない振動からは改善されたものの、未だにかなわない様子。

 早さ縦型の独断場ドラム式も改善されてきてはいるものの、宣伝している最も早いコースは、洗浄力に目をつむってスピードを上げているという口コミ。

 値段:もちろん縦型が安いですね。ドラム式は20~30万。縦型はインバーター式でも6~10万。

 取り出しやすさ:実は立っている大人が自然に取り出せるのは縦型(底の浅いタイプもあります)。ドラム式はしゃがむか腰に負担がかかる中腰でなければ取り出しにくい。

 

 

 つまり、ドラム式は、乾燥と節水がポイントになるわけです。

 乾燥に着目してみて、なんとなく納得したのは、「節水に注目しないのであれば、生活スタイルに着目してみましょう」という書き込みでした。

 

 ドラム式は、

 「朝なり夜なりに洗濯物をしかけて、放っておき、出来上がった洗濯物を回収するという生活スタイル」。つまりウィークポイントである、“時間がかかること”・“乾燥までワンセットで行わないとゴワゴワになってしまうこと”を生活の中に取り入れてしまうということですね。

 縦型は、

 「何回も集中して洗濯をする必要(と時間)があり、干すことにメリットを感じられる生活スタイル」というところ。ウィークポイントは乾燥が不得意なことなので乾燥の手間を許容できるならばということですね。

 

さらに、値段も考えると、縦型+乾燥機(可能ならばガス式)という選択肢もあるようです。

 

 我が家の場合は、「大物洗ができる縦型」というポイントもありました。アレルギー一家であることもあり、敷き布団も含めてほとんどの布団・毛布は洗濯可能にしています。所が、ドラム式の毛布洗濯は、最も大きなタイプでも一律1kgまで。しかも、オーバーになると止まってしまう“らしく、余力がない様子。縦型はカタログ上、布団で1.5kgまでという問題はありますが、いままでの経験でも、結構重くても洗えてしまう(これが壊れた誘因?)。日立の9kgタイプでは1.8kg。実際に楽天さんから購入した敷き布団を体重計で計ってみたところ、★固綿まで洗える敷き布団(楽天)★参照)で6kg(3分割で洗いますので1つ2kg)。実は最大容量の縦型でも容量オーバーだったんですね。でも洗えてましたし・・・、このサイトでは更に小さい洗濯機でも洗えたとの報告・・。つまり、余力あるんですね。

 この記載は、後に調べなおして修正があります。中綿重量だったのですね。洗える布団は本当に洗濯機で洗えるかも参照してください。縦型でも、メーカーによっても差があるようです。2009年式では日立は6kgタイプでも余裕がある反面、三洋は不得意のようです。

 結論として、洗濯スタイルをドラム式に変えることはできるが、そこまでのメリットが価格差ほど感じられなかったという所で縦型となりました。エコを考えても、実は縦型は自然乾燥という非常に強力なエコメリットがあります。ここがメーカーの戦略です。ドラム式が乾燥までしないと線維が寝てしまって、かえってゴワゴワになることを提示しないで、縦型の乾燥まで行うコースと比べているんですから。

 

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後記事:「洗濯機を買いました。★縦型比較・購入店舗選び」、「洗濯機が入らない!!、ヤマダ電機の配送って・・・。そして買っての感想。