台湾でお得な決済方法は?。台湾にも悪質レートATMがありました。クレジットカード・現金払い・キャッシングなどを両替比較 [旅行記]
2024年に台湾旅行をするにあたり、決済方法をリサーチしました。結果として、選んだのは、アコムACマスターカードを利用したキャッシングと、ライフカードStellaを利用したクレジットカード決済でした。また、悪質レートATMと考えられる銀行にも遭遇しましたのであげておきます。
クレジットカード決済
下記サイトを参考にさせていただきました。
基本として、クレジットカードの決済は、その時点における為替レートに加え、
1⃣マスター・VISA・JCBなどを利用することによる手数料【国際ブランド手数料】
2⃣クレジットカード会社が独自に設定する手数料【海外ショッピング手数料・海外取引関係事務費】などの呼び方)
この2つの手数料が加わるようです。しかもこれは時価であり、国によって異なると記載されています。
クレジットカード独自のキャンペーンも行っているので、手数料が難しくなります。
今回は台湾旅行であり、実際に比較したカードについてまとめてみました。
注1:コストコカードが2%還元キャンペーンを行っていました。通常は1%還元。
台湾は、国際ブランドによる差が少ない国のようであり、多くの国で強いと言われているJCBの優位性は、ほぼありませんでした。海外ショッピング手数料も1.6~2.2%でしたので、カードが元々持っている、還元率も影響した印象です。結果として、1⃣・2⃣ともに最小であったイオンカード(イオンで使わないとポイント還元0.5%)の負担割合が最も高くなりました。楽天カードは5と0のつく日は2倍キャンペーンが適応になるか不明でした。(海外であり利用当日に決済されるか不明。なにより、街での利用になるかどうか不明)
海外利用キャンペーンは、楽天カードのみ海外でも楽天カード!3000円以上利用で最大30,000ポイントが当たる!のみでした。
結果として、海外利用3%キャッシュバック+0.5%ポイント還元のライフカードstellaが最も負担割合が少なく(むしろ、ポイント還元が勝ってプラス)、旅行前にカードを作り、ホテルの支払いなどはこちらを利用しました。初年度年会費無料ですが、2年目から1375円なので帰国後、ポイントをもらったら解約する方向と考えています。(カードは申し込みから1週間ほどで郵送されました)
手数料が低いことで有名なRevolutを比較のために提示しました。検討したのですが、あらかじめ入金が必要で、しかも理由なくその口座が凍結されてしまうという可能性もあるとのことで、数百円の手数料のために契約するのは本末転倒と感じました。
さて、実際の決済ですがレートの影響が大きく、計算通りとはなりませんでした。
コストコカード(オリコ)は計算上は73円の所、当日のレート4.6799円/元の日に、4.8549円/元で決済されていました。1万円換算だと440円の手数料。ポイント還元200円でも220円の手数料負担です。前日のレートで計算すると128円手数料負担。前々日のレートでは40円の手数料負担。検証には至りませんでした。
ポケットカードPoneWizは計算上103円の所、同様の計算で負担額214円。ポイント還元で140円ですから、74円負担。やはり計算通りではありません。
現金(両替)
さて、台湾は現金社会であり、今回の旅行でも現金比率が高めでした。
アコムACマスターカードを利用したのは下記サイトを参考にしました。無人くんではなく、ネットで申し込んだところ、申し込みから1週間ほどで送付されました(年会費無料)。
ネット上の記事で「台湾での海外キャッシングは、台湾のこの銀行のATMがお得!」と書いてある記事を見かけたのですが、それは間違い。日本のクレジットカードを使った台湾でのATM引き出しでは、現地の銀行が設定するATM手数料(ATMオーナー手数料)は取られず、どこの銀行のATMを使ってもレート&手数料は同じだからです。
との記載もあり、治安のよい台湾であれば大丈夫だろうと思い、必要になるごとに、台北市内にたくさんあるATMで細目に3000元程度の引き出しを行いました。
ATMの操作。そしてその後の返済方法は、日本でキャッシングして返済まで行って予行練習もしました(日本だとATM利用料110円とられます。注意)。
現地に行って困ったのは、楽天銀行でペイジー払いをしたところ、一回目の返済は問題なかったのですが、二回目は、銀行側で支払いが拒否されましたという主旨の表示が出てしまい、繰り返してもダメになってしまったことです。結局2回目以降はOLIVEのために開いていた三井住友銀行から行いました。こちらは2回目以降もスムーズ。 桃園空港のATM・市内のセブンイレブン。九分に行く最寄りの瑞芳駅近くのセブンイレブンなど、手数料100元の文字は出るものの(実際はとられない)、引き出しはスムーズでした。
両替記録をみると、4.719~4.8元でほぼ当日の為替レートと変わりはありませんでした。
しかし、一か所のみ、悪質レートを推奨するATMがありました。
予習しておいて正解でした。
台北北門の近くにある、大きな銀行のATMであり、問題はなさそうにみえました。
その銀行は臺灣企銀です(ウィキペディア)。
日本語対応のATMがある臺灣銀行(台湾銀行)を探していて、臺灣企銀が目に留まり、あまり深く考えずにATMを操作してしまいました。
結果、[not conversion][conversion]を選択する操作が最後に現れました。
この時点で、操作を中断しようとしたのですが、[not conversion]を選択した所で、現金が支払われてしまったために、焦りました。アプリで返済金額と照らし合わせ、他のATMと差がないことを確認し、一安心。
[not conversion]を選択せずに、そのまま操作板のキャンセルボタンを押すべきであったと反省しました。
(残念ながらスクショはとっていないのですが、家族全員に、見せて学びとしました)
後日、この銀行を見ると、口コミも悪く、実は銀行に付属したATMこそ、銀行名に注意なんだなぁと感じた次第です。念のため、グーグルマップのスクショを貼っておきます。
桃園MRTの台北駅に最も近いUber乗り場を利用しました。桃園MRT台北駅の乗降場Kiss&Rideは桃園MRT改札の目の前。スーツケースなど重い荷物を持ってMRTを利用した桃園空港への移動はこれが最速でおすすめ。インタウンチェックイン直近。桃園MRI台北駅構内図もあります。 [旅行記]
桃園MRI台北駅は、乗り継ぎで歩く距離が長いことで有名ですが、実は、桃園MRT駅のホームから地下一階に上がって直ぐ近くにKiss&rideエリアがあります。今回の台北旅行で、この場所にUberで降車することができたので、詳細を記載しておきます。
桃園MRT台北駅から台鉄・高鉄・市内MRT台北駅まで歩かずにタクシーやUberにアクセスする方法は、台湾旅行の前に、かなり調べたのですが、具体的な位置が分からずに断念していました。
所が、帰国日チェックアウト時、日本語に堪能なホテルフロントの方に聞いたところ、Uberのドライバーさんに直接、依頼していただけて、直近の乗降場Kiss&Rideまで行っていただけました。大きなスーツケースをかかえたままでしたが、非常にスムーズにMRTに乗車することができました。
帰国してから、グーグルマップを見直してみても、これは分かりにくいなぁと感じ、備忘録として記録を残しておきます。
まず、桃園MRI台北駅のホームページですが、駅構内図すら載っていません。
以下の記事を読むと、
>荷物が多い場合はタクシーで直接桃園空港メトロの「台北駅」まで行くのがおすすめです。
>運転手さんに【請載我到機場捷運的台北車站,謝謝】(空港メトロの台北駅までお願いします。)の文章を見せてください
>運転手さんに【請載我到機場捷運的台北車站,謝謝】(空港メトロの台北駅までお願いします。)の文章を見せてください
と記載されているのですが、具体的な位置がわかりません。
実際にUberに乗せられて、動いた経路(黄色線)です。
駅構内図を写した画像です。赤丸に示す所から地下に潜り、黄色線に沿って進み桃園MRTのB1階へ到着します。
入って直ぐに「インタウンチェックイン」があり、桃園メトロMRT改札は目の前。ほとんど移動することなく桃園MRTに乗車できました。
通った道筋をグーグルマップで振り返ってみました。
①Uberは、台北駅南側の通りを進み、右折。
②一方通行となっており、右車線を進みさらに右折。
③台北駅が見えてきます。こここを左折。
④台北駅舎の横を進みます。左側には電車の絵が描かれた換気塔?。
参考:高架下側から見た画像です。ここは左折禁止になっています。注意。
⑥桃園MRTの駅舎が見えてきます。右側に寄りながら道なりに左折。
⑦駅舎の南側に地下一階への入り口が見えてきます。右折。
⑧地下入口です。グーグル翻訳にかけると、「ピックアップエリアへの私道の入り口」となります。
地下一階に降りると、こんな感じです(ストリートビューではありません)
駅側から、乗降場所を見た画像です。
以上です。
自分の地元にあったとしても、慣れるまで何度も迷う可能性があるだろうと感じました。
私は、今回の台湾旅行が初のUber利用でした。旅行中、何回も利用しましたが、Uberアプリの地図で、地下1階・地上を区別してピンポイントで指定する方法はわかりませんでした。
今回は、フロントの方がドライバーに丁寧に説明してくれていましたが、ただ乗降場を告げるだけではなく、それなりに言葉のやり取りをしてやっと分かっていただけた感じでした。
もし、自分で誘導するとしたら、⑧地点をポイント指定にして、なんとかこの近くまで来てもらい、指差しで、地下一階に降りてもらうという感じでしょうか(一本道ではないので難易度高め)。(⑧地点を、グーグルマップで拡大すると「桃園捷運台北車站汽車臨時接送区(預辦登機区)入口」⇒DeepL翻訳「桃園MRT台北駅臨時車送迎エリア(チェックインエリア)入口」は出てきます。クチコミも一応あります)
タクシーは多数来ていましたので、引用した記事に記載されたように【請載我到機場捷運的台北車站,謝謝】と書けばよいのでしょうか?。
ピックアップしてもらえるかどうかは、更に分かりません。台北市内各所へ移動するために、この場所に立ってUberを呼んだとして、上手く来てくれるでしょうか?。桃園MRT台北駅の乗降場はここが指定位置のようですので、むしろドライバー側には常識になっているのかもしれませんが、もし、Uberドライバーが知らなければ、電話で誘導するのは、ほぼ無理。
慌てて地上階に移動するのも大変そう。
乗車待ちタクシーは居ませんでした。とすると、Uberタクシーならばよいのでしょうか?。
次回があれば検証したいと思います。
詳しい方いらっしゃいましたら、コメントいただければ幸いです。
それでは、
この記事が、皆様の楽しい台湾旅行に少しでもお役に立てれば幸いです。